擬似恋愛殺人事件
「時事ドットコム」というサイトに載っていた記事だ。
ネットで少女自殺に追い込み=「少年」装った49歳女追訴
http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2008051600593
事件の概要はインターネットのマイスペース(海外版ミクシーみたいなもの)で架空の16歳の少年になりすました49歳の女性が13歳の少女を精神的に弄び(チャットやメールなどで少女に気があるようなそぶりをした)、その少女に「お前なんかいなくなってしまえ」と言った事から少女を自殺に追い込んでしまい、訴追されたというものだ。
「訴追」の意味が解らなかったので調べてみたら
「検察庁から起訴」という意味だった。
起訴する相手が被害者ではなかった、というだけで
起訴とそんなに変わりはない、らしい。
変身願望というものは誰しもが持ってる願望だと思う。
そして、インターネットの世界では、
個人が個人の情報をバラすのは危険(企業、行政等は別)という考えもあるので、
女性が男性になりきったり、
男性が女性になりきったりすること(昔はネカマと呼ばれていました)は良くあることだと思う。
例を挙げれば、モンスターハンターやラグナロクなどのオンラインゲームで
女性が男性キャラを選んだりする、
男性が女性キャラを選んだりする行為があげられるのではないだろうか。
あるいは本当は年上なのに、10代のふりをして、ネット上で交際相手を探す人も居る。
うろ覚えだが、確か香山リカさんの著書にサイバーマン(女性と本気で交際する気がないのに、出会い系サイトに登録しネット上だけで女性を弄ぶ男性のこと)
についての文章があったが、それも入るだろう。
マイスペースには必ずしも本当の情報を公開しなければならないという厳しい決まりはなかったはずだし、
この事件が訴追までいってしまったのは少女が自殺してしまった点だろう。
少女は酷く繊細だったのだろう。
私からしてみれば、インターネットだけの交際で会ったことも無い、
本当に居るかも解らない人物に恋をして(そこまでは良いとしても)
自殺までしてしまうのは少々、繊細すぎるような気がしてしまうし、
私が一番最初に作った曲で「架空彼女」という歌があるんだけど、
それともリンクする話だなと思った(私世界、電子リズムというミニアルバムに入ってるので
気になった方は聞いてみてくだされ~)
この49歳の女性、きっと、最初は遊び半分だったんだろう。
それだのに、少女が本気になってきて、
だんだん遊びじゃすまなくなってきて、
苦しくなり、悩んだ末「喧嘩別れしてしまえばいいや」って結論に達したのだろう。
「いなくなってしまえ」と言えば、
きっと少女は自分のことを嫌いになるだろうし、
ネット上での失恋の一つや二つで自殺もすまいと思ったんだろう。
彼女の年齢を考えればその考えは間違っていないだろう、と思う。
彼女の時代は交際はリアルの中でしかなかった訳だし、
現代のインターネットの交際などは、
アニメのようなもので、まじめなものではなく遊びに近かったのだと思う。
しかし13歳の現代を生きる少女にとってインターネットで
交際するのは当たり前の話で、真剣に付き合ってたと思っていた相手から酷い言葉を受けたとき、
リアルの交際の時のように深く失恋の痛みを感じてしまうのは致し方ないだろう。
この事件はジェネレーションギャップが招いた悲劇だと思う。
女性は交際が苦しくなったのなら自分の素性をちゃんと話すべきだった。
そして、私が思うに高年齢層がネットで遊ぶときはこういう事があるという
事実を促さないといけないと思う。
彼らが思っているより現代の十代の子はインターネットにリアルを求めてるのだから。
だから、もしかしたら、モンハンで知り合った子が「あなたとクエストをクリアしているうちに恋をしてしまいました
」と真剣に交際を迫ってくる可能性だってあるわけで、
それに「まあ、ネットだし本気じゃなかろう
」と軽々しく手を出すと、犯罪者になってしまう、なんてこともあるかもしれない。
そして今回の女性が法的に罰せられても命は戻らない。
これを忘れては繰り返しの事件が起きるだろう。
少女の冥福を祈ります。
| 固定リンク
トラックバック
この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/519281/20998903
この記事へのトラックバック一覧です: 擬似恋愛殺人事件:
» 押切もえが熱愛 巨人のイケメン野間口投手と交際発覚 [押切もえが熱愛 巨人の野間口投手と交際発覚]
カリスマモデルとしてOLに絶大な支持を集める押切と、巨人のイケメン右腕、野間口に熱愛発覚。 [続きを読む]
受信: 2008年5月20日 (火) 19時31分

コメント